夏目漱石 『明暗』 夫人は立ちながら、それを止めた。 そうして彼女を案内した看護婦の両手に、抱えるようにして持たせた植木鉢をちょっとふり返って見て、「どこへ置きましょう」と相談するように訊いた。 津田は看護婦の白い胸に映る紅葉の色を美くしく眺めた。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア