夏目漱石 『明暗』 津田がこう云って興じているところへ、本人のお延がひょっくり顔を出したので、ふり返った看護婦は驚ろいて、すぐ膳を持ったなり立ち上った。 「ああ、とうとういらしった」 看護婦と入れ代りに津田の枕元へ坐ったお延はたちまち津田を見た。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア