彼が遠い所から持って来た書物の箱をこの六畳の中で開けた時、彼は山のような洋書の裡に胡坐をかいて、一週間も二週間も暮らしていた。
そうして何でも手に触れるものを片端から取り上げては二、三頁ずつ読んだ。
それがため肝心の書斎の整理は何時まで経っても片付かなかった。
彼が遠い所から持って来た書物の箱をこの六畳の中で開けた時、彼は山のような洋書の裡に胡坐をかいて、一週間も二週間も暮らしていた。
そうして何でも手に触れるものを片端から取り上げては二、三頁ずつ読んだ。
それがため肝心の書斎の整理は何時まで経っても片付かなかった。