夏目漱石 『道草』 六畳の座敷は東向で、松葉を敷き詰めた狭い庭に、大き過ぎるほど立派な御影の石燈籠が据えてあった。 綺麗好きな島田は、自分で尻端折りをして、絶えず濡雑巾を縁側や柱へ掛けた。 それから跣足になって、南向の居間の前栽へ出て、草毟りをした。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア