夏目漱石 『道草』 それでも彼は何故だか床の上に起き返って、細君の手から茶碗を受取ろうとした。 しかし舌障りの悪い飯粒が、ざらざらと咽喉の方へ滑り込んで行くだけなので、彼はたった一膳で口を拭ったなり、すぐ故の通り横になった。 「まだ食気が出ませんね」 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア