夏目漱石 『道草』 二人は腹の中で、自分らの家の経済状態を別々に考えた。 月々支出している、また支出しなければならない金額は、彼に取って随分苦しい労力の報酬であると同時に、それで凡てを賄って行く細君に取っても、少しも裕なものとはいわれなかった。 十四 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア