夏目漱石 『道草』 その脇差の目貫は、鼠が赤い唐辛子を引いて行く彫刻で出来上っていた。 彼は銀で作ったこの鼠と珊瑚で拵えたこの唐辛子とを、自分の宝物のように大事がった。 彼は時々この脇差が抜いて見たくなった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア