夏目漱石 『道草』 家は表から引込んでいる上に、少し右側の方へ片寄っていたが、往来に面した一部分には掛茶屋のような雑な構が拵えられて、常には二、三脚の床几さえ体よく据えてあった。 葭簀の隙から覗くと、奥には石で囲んだ池が見えた。 その池の上には藤棚が釣ってあった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア