夏目漱石 『道草』 島田はこの扱所の頭であった。 従って彼の席は入口からずっと遠い一番奥の突当りに設けられた。 其所から直角に折れ曲って、河の見える櫺子窓の際までに、人の数が何人いたか、机の数が幾脚あったか、健三の記憶は慥かにそれを彼に語り得なかった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア