夏目漱石 『道草』 けれども経済に余裕のないのと、遂に何事も仕出かさないのとは、どこまで行っても変りがなさそうに見えた。 彼は金持になるか、偉くなるか、二つのうちどっちかに中途半端な自分を片付けたくなった。 しかし今から金持になるのは迂闊な彼に取ってもう遅かった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア