夏目漱石 『道草』 彼女はそれを能く承知しているように見えた。 そうして何時の間にか離れ離れになった人間の心と心は、今更取り返しの付かないものだから、諦らめるより外に仕方がないという風にふるまった。 彼は玄関に立って、御常の帰って行く後姿を見送った。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア