夏目漱石 『道草』 細君も父を玄関に送り出した時、夫と並んで沓脱の上に立っただけで、遂に書斎へは入って来なかった。 金策の事は黙々のうちに二人に了解されていながら、遂に二人の間の話題に上らずにしまった。 けれども健三の心には既に責任の荷があった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア