夏目漱石 『道草』 彼の心は全く報酬を予期していなかった。 依頼者が原稿料を彼の前に置いた時、彼は意外なものを拾ったように喜んだ。 兼てからわが座敷の如何にも殺風景なのを苦に病んでいた彼は、すぐ団子坂にある唐木の指物師の所へ行って、紫檀の懸額を一枚作らせた。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア