そうして当分はこの事件について肩が抜けたように感じた。
自然の経過がまた窮屈に眼の前に押し寄せて来るまでは、忘れている方が面倒がなくって好いぐらいな顔をして、毎日役所へ出てはまた役所から帰って来た。
帰りも遅いが、帰ってから出かけるなどという億劫な事は滅多になかった。
そうして当分はこの事件について肩が抜けたように感じた。
自然の経過がまた窮屈に眼の前に押し寄せて来るまでは、忘れている方が面倒がなくって好いぐらいな顔をして、毎日役所へ出てはまた役所から帰って来た。
帰りも遅いが、帰ってから出かけるなどという億劫な事は滅多になかった。