安之助は当分の間、わずかな月給と、この五千円に対する利益配当とで暮らさなければならないのだそうである。
「その配当だって、まだどうなるか分りゃしないんでさあね。
旨く行ったところで、一割か一割五分ぐらいなものでしょうし、また一つ間違えばまるで煙にならないとも限らないんですから」と叔母がつけ加えた。
安之助は当分の間、わずかな月給と、この五千円に対する利益配当とで暮らさなければならないのだそうである。
「その配当だって、まだどうなるか分りゃしないんでさあね。
旨く行ったところで、一割か一割五分ぐらいなものでしょうし、また一つ間違えばまるで煙にならないとも限らないんですから」と叔母がつけ加えた。