「その配当だって、まだどうなるか分りゃしないんでさあね。
旨く行ったところで、一割か一割五分ぐらいなものでしょうし、また一つ間違えばまるで煙にならないとも限らないんですから」と叔母がつけ加えた。
宗助は叔母の仕打に、これと云う目立った阿漕なところも見えないので、心の中では少なからず困ったが、小六の将来について一口の掛合もせずに帰るのはいかにも馬鹿馬鹿しい気がした。
「その配当だって、まだどうなるか分りゃしないんでさあね。
旨く行ったところで、一割か一割五分ぐらいなものでしょうし、また一つ間違えばまるで煙にならないとも限らないんですから」と叔母がつけ加えた。
宗助は叔母の仕打に、これと云う目立った阿漕なところも見えないので、心の中では少なからず困ったが、小六の将来について一口の掛合もせずに帰るのはいかにも馬鹿馬鹿しい気がした。