安之助は、そんな事はない、宗さんも君の事ではだいぶ心配して、近いうちまた家へ相談に来るはずになっているんだからと慰めて、小六を帰したんだと云う。
帰るときに、小六は袂から半紙を何枚も出して、欠席届が入用だからこれに判を押してくれと請求して、僕は退学か在学か片がつくまでは勉強ができないから、毎日学校へ出る必要はないんだと云ったそうである。
安之助は忙がしいとかで、一時間足らず話して帰って行ったが、小六の所置については、両人の間に具体的の案は別に出なかった。
安之助は、そんな事はない、宗さんも君の事ではだいぶ心配して、近いうちまた家へ相談に来るはずになっているんだからと慰めて、小六を帰したんだと云う。
帰るときに、小六は袂から半紙を何枚も出して、欠席届が入用だからこれに判を押してくれと請求して、僕は退学か在学か片がつくまでは勉強ができないから、毎日学校へ出る必要はないんだと云ったそうである。
安之助は忙がしいとかで、一時間足らず話して帰って行ったが、小六の所置については、両人の間に具体的の案は別に出なかった。