夏目漱石 『門』 小六にちょっとした好奇心の出たため、二人の会話は存外素直に流れて行った。 御米は裏の家主の十八九時代に物価の大変安かった話を、この間宗助から聞いた通り繰り返した。 その時分は蕎麦を食うにしても、盛かけが八厘、種ものが二銭五厘であった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア