夏目漱石 『門』 それではまた炬燵でも拵えたらどうだ、自分も当るからと云って、とうとう櫓と掛蒲団を清に云いつけて、座敷へ運ばした。 小六は宗助が起きる少し前に、どこかへ出て行って、今朝は顔さえ見せなかった。 宗助は御米に向って別段その行先を聞き糺しもしなかった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア