夏目漱石 『門』 そうして、たった一人大きな食卓を専領して、始めからさらさらと茶漬を掻き込む音をさせた。 二時頃になって、御米はやっとの事、とろとろと眠ったが、眼が覚めたら額を捲いた濡れ手拭がほとんど乾くくらい暖かになっていた。 その代り頭の方は少し楽になった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア