宗助は医者が見えるまで、こうして放っておいて構わないのかと小六に問い返したが、小六は医者が以上よりほかに何にも語らなかったと云うだけなので、やむを得ず元のごとく枕辺にじっと坐っていた。
そうして心の中で、医者も小六も不親切過ぎるように感じた。
彼はその上昨夕御米を介抱している時に帰って来た小六の顔を思い出して、なお不愉快になった。
宗助は医者が見えるまで、こうして放っておいて構わないのかと小六に問い返したが、小六は医者が以上よりほかに何にも語らなかったと云うだけなので、やむを得ず元のごとく枕辺にじっと坐っていた。
そうして心の中で、医者も小六も不親切過ぎるように感じた。
彼はその上昨夕御米を介抱している時に帰って来た小六の顔を思い出して、なお不愉快になった。