どうですか、まあ着いたら尋ねて御覧なさい。
庵の名はたしか一窓庵でした」と書いてくれる時、わざわざ注意があったので、宗助は礼を云って手紙を受取りながら、侍者だの塔頭だのという自分には全く耳新らしい言葉の説明を聞いて帰ったのである。
山門を入ると、左右には大きな杉があって、高く空を遮っているために、路が急に暗くなった。
どうですか、まあ着いたら尋ねて御覧なさい。
庵の名はたしか一窓庵でした」と書いてくれる時、わざわざ注意があったので、宗助は礼を云って手紙を受取りながら、侍者だの塔頭だのという自分には全く耳新らしい言葉の説明を聞いて帰ったのである。
山門を入ると、左右には大きな杉があって、高く空を遮っているために、路が急に暗くなった。