夏目漱石 『門』 宗助は宜道に書物の名を尋ねた。 それは碧巌集というむずかしい名前のものであった。 宗助は腹の中で、昨夕のように当途もない考に耽って脳を疲らすより、いっそその道の書物でも借りて読む方が、要領を得る捷径ではなかろうかと思いついた。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア