夏目漱石 『倫敦塔』 われは去る、われを伝うるものは残ると思うは、去るわれを傷ましむる媒介物の残る意にて、われその者の残る意にあらざるを忘れたる人の言葉と思う。 未来の世まで反語を伝えて泡沫の身を嘲る人のなす事と思う。 余は死ぬ時に辞世も作るまい。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア