夏目漱石 『吾輩は猫である』 よし首尾よく金田邸へ忍び込んで、充分敵の情勢を見届けたところで、肝心の寒月君に教えてやる訳に行かない。 主人にも迷亭先生にも話せない。 話せないとすれば土中にある金剛石の日を受けて光らぬと同じ事で、せっかくの智識も無用の長物となる。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア