夏目漱石 『吾輩は猫である』 しかし何返考え直しても、何条の径路をとって進もうとも、ついに「何が何だか分らなくなる」だけはたしかである。 「あなた、もう七時ですよ」と襖越しに細君が声を掛けた。 主人は眼がさめているのだか、寝ているのだか、向うむきになったぎり返事もしない。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア