夏目漱石 『吾輩は猫である』 すん子は少々不満の体に見えた。 吾輩はこの光景を横に見て、茶の間から主人の寝室まで来てもう起きたかとひそかに様子をうかがって見ると、主人の頭がどこにも見えない。 その代り十文半の甲の高い足が、夜具の裾から一本食み出している。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア