夏目漱石 『吾輩は猫である』 「まだお起きにならないのですか」と声をかけたまま、しばらく立って、首の出ない夜具を見つめていた。 今度も返事がない。 細君は入口から二歩ばかり進んで、箒をとんと突きながら「まだなんですか、あなた」と重ねて返事を承わる。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア