夏目漱石 『吾輩は猫である』 坊ばは隣りから分捕った偉大なる茶碗と、長大なる箸を専有して、しきりに暴威を擅にしている。 使いこなせない者をむやみに使おうとするのだから、勢暴威を逞しくせざるを得ない。 坊ばはまず箸の根元を二本いっしょに握ったままうんと茶碗の底へ突込んだ。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア