これは食おうか、よそうかと迷っていたものらしいが、ついに決心したものと見えて、焦げのなさそうなところを見計って一掬いしゃもじの上へ乗せたまでは無難であったが、それを裏返して、ぐいと茶碗の上をこいたら、茶碗に入りきらん飯は塊まったまま畳の上へ転がり出した。
とん子は驚ろく景色もなく、こぼれた飯を鄭寧に拾い始めた。
拾って何にするかと思ったら、みんな御はちの中へ入れてしまった。
これは食おうか、よそうかと迷っていたものらしいが、ついに決心したものと見えて、焦げのなさそうなところを見計って一掬いしゃもじの上へ乗せたまでは無難であったが、それを裏返して、ぐいと茶碗の上をこいたら、茶碗に入りきらん飯は塊まったまま畳の上へ転がり出した。
とん子は驚ろく景色もなく、こぼれた飯を鄭寧に拾い始めた。
拾って何にするかと思ったら、みんな御はちの中へ入れてしまった。