その時は吾輩もこんないたずらを書くのは気の毒だからすぐさまやめてしまうつもりである。
しかし自分で自分の鼻の高さが分らないと同じように、自己の何物かはなかなか見当がつき悪くいと見えて、平生から軽蔑している猫に向ってさえかような質問をかけるのであろう。
人間は生意気なようでもやはり、どこか抜けている。
その時は吾輩もこんないたずらを書くのは気の毒だからすぐさまやめてしまうつもりである。
しかし自分で自分の鼻の高さが分らないと同じように、自己の何物かはなかなか見当がつき悪くいと見えて、平生から軽蔑している猫に向ってさえかような質問をかけるのであろう。
人間は生意気なようでもやはり、どこか抜けている。