夏目漱石 『吾輩は猫である』 「こう云う具合で、自他の区別もなくなって、生きているか死んでいるか方角のつかない時に、突然後ろの古沼の奥でギャーと云う声がした。 「いよいよ出たね」 「その声が遠く反響を起して満山の秋の梢を、野分と共に渡ったと思ったら、はっと我に帰った……」 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア