夏目漱石 『吾輩は猫である』 「熊坂長範くらいなものだろう」 「熊坂はよかったね。 一つと見えたる長範が二つになってぞ失せにけりと云うが、あんな烏金で身代をつくった向横丁の長範なんかは業つく張りの、慾張り屋だから、いくつになっても失せる気遣はないぜ。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア