夏目漱石 『倫敦塔』 女は例のごとく過去の権化と云うべきほどの屹とした口調で「犬ではありません。 左りが熊、右が獅子でこれはダッドレー家の紋章です」と答える。 実のところ余も犬か豚だと思っていたのであるから、今この女の説明を聞いてますます不思議な女だと思う。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア