夏目漱石 『吾輩は猫である』 吾輩の足は三寸に足らぬ。 よし水の面にからだが浮いて、浮いた所から思う存分前足をのばしたって五寸にあまる甕の縁に爪のかかりようがない。 甕のふちに爪のかかりようがなければいくらも掻いても、あせっても、百年の間身を粉にしても出られっこない。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア