夏目漱石 『野分』 水気のないものには未練も執着もない。 飄々としてわが行末を覚束ない風に任せて平気なのは、死んだ後の祭りに、から騒ぎにはしゃぐ了簡かも知れぬ。 風にめぐる落葉と攫われて行くかんな屑とは一種の気狂である。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア