吾々が主客の別を立てて物我の境を判然と分劃するのは生存上の便宜である。
形を離れて色なく、色を離れて形なき強いて個別するの便宜、着想を離れて技巧なく技巧を離れて着想なきをしばらく両体となすの便宜と同様である。
一たびこの差別を立したる時吾人は一の迷路に入る。
吾々が主客の別を立てて物我の境を判然と分劃するのは生存上の便宜である。
形を離れて色なく、色を離れて形なき強いて個別するの便宜、着想を離れて技巧なく技巧を離れて着想なきをしばらく両体となすの便宜と同様である。
一たびこの差別を立したる時吾人は一の迷路に入る。