夏目漱石 『思い出す事など』 口を閉じて黄金なりという古い言葉を思い出して、ただ仰向けに寝ていた。 ありがたい事に室の廂と、向うの三階の屋根の間に、青い空が見えた。 その空が秋の露に洗われつつしだいに高くなる時節であった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア