夏目漱石 『三四郎』 それから西洋手拭を二筋持ったまま蚊帳の中へはいった。 女は蒲団の向こうのすみでまだ団扇を動かしている。 「失礼ですが、私は癇症でひとの蒲団に寝るのがいやだから……少し蚤よけの工夫をやるから御免なさい」 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア