夏目漱石 『三四郎』 学年は九月十一日に始まった。 三四郎は正直に午前十時半ごろ学校へ行ってみたが、玄関前の掲示場に講義の時間割りがあるばかりで学生は一人もいない。 自分の聞くべき分だけを手帳に書きとめて、それから事務室へ寄ったら、さすがに事務員だけは出ていた。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア