夏目漱石 『点頭録』 自分は其時終日行いて未だ曾て行かずといふ句が何処かにあるやうな気がした。 さうして其句の意味は斯ういふ心持を表現したものではなからうかとさへ思つた。 これをもつと六づかしい哲学的な言葉で云ふと、畢竟ずるに過去は一の仮象に過ぎないといふ事にもなる。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア