然し有になづんで云へば、多病な身体が又一年生き延びるにつれて、自分の為すべき事はそれ丈量に於て増すのみならず、質に於ても幾分か改良されないとも限らない。
従つて天が自分に又一年の寿命を借して呉れた事は、平常から時間の欠乏を感じてゐる自分に取つては、何の位の幸福になるか分らない。
自分は出来る丈余命のあらん限りを最善に利用したいと心掛けてゐる。
然し有になづんで云へば、多病な身体が又一年生き延びるにつれて、自分の為すべき事はそれ丈量に於て増すのみならず、質に於ても幾分か改良されないとも限らない。
従つて天が自分に又一年の寿命を借して呉れた事は、平常から時間の欠乏を感じてゐる自分に取つては、何の位の幸福になるか分らない。
自分は出来る丈余命のあらん限りを最善に利用したいと心掛けてゐる。