妻はそのはがきを自分のところへ持ってきて、重吉さんもずいぶんのんきね、まだ始めませんって、いまに始められたひにゃ、だいじょうぶでもなんでもないじゃありませんか、冗談じゃあるまいし、と少しおこったような語気をもらした。
自分にも重吉の用いたこのまだという字がいかにもおかしく思われた。
妻に、当人本気なのかなと言ったくらいである。
妻はそのはがきを自分のところへ持ってきて、重吉さんもずいぶんのんきね、まだ始めませんって、いまに始められたひにゃ、だいじょうぶでもなんでもないじゃありませんか、冗談じゃあるまいし、と少しおこったような語気をもらした。
自分にも重吉の用いたこのまだという字がいかにもおかしく思われた。
妻に、当人本気なのかなと言ったくらいである。