夏目漱石 『手紙』 重吉がそれを受け取る時分には、汽車がもう動きだしていた。 自分はそれぎり首を列車内に引っ込めたまま、停車場をはずれるまでけっしてプラットフォームを見返らなかった。 うちへ帰っても、手紙のことは妻には話さなかった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア