夏目漱石 『夢十夜』 そこへ遥の上から、ぽたりと露が落ちたので、花は自分の重みでふらふらと動いた。 自分は首を前へ出して冷たい露の滴る、白い花弁に接吻した。 自分が百合から顔を離す拍子に思わず、遠い空を見たら、暁の星がたった一つ瞬いていた。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア