夏目漱石 『夢十夜』 和尚の室を退がって、廊下伝いに自分の部屋へ帰ると行灯がぼんやり点っている。 片膝を座蒲団の上に突いて、灯心を掻き立てたとき、花のような丁子がぱたりと朱塗の台に落ちた。 同時に部屋がぱっと明かるくなった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア