夏目漱石 『夢十夜』 黒い天井に差す丸行灯の丸い影が、仰向く途端に生きてるように見えた。 立膝をしたまま、左の手で座蒲団を捲って、右を差し込んで見ると、思った所に、ちゃんとあった。 あれば安心だから、蒲団をもとのごとく直して、その上にどっかり坐った。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア