国木田独歩 『忘れえぬ人々』 船が進むにつれて人影が黒い点のようになってしまった、そのうち磯も山も島全体が霞のかなたに消えてしまった。 その後今日が日までほとんど十年の間、僕は何度この島かげの顔も知らないこの人を憶い起こしたろう。 これが僕の「忘れ得ぬ人々」の一人である。 国木田独歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア