壮といわんか美といわんか惨といわんか、僕らは黙ったまま一言も出さないでしばらく石像のように立っていた。
この時天地悠々の感、人間存在の不思議の念などが心の底からわいて来るのは自然のことだろうと思う。
『ところでもっとも僕らの感を惹いたものは九重嶺と阿蘇山との間の一大窪地であった。
壮といわんか美といわんか惨といわんか、僕らは黙ったまま一言も出さないでしばらく石像のように立っていた。
この時天地悠々の感、人間存在の不思議の念などが心の底からわいて来るのは自然のことだろうと思う。
『ところでもっとも僕らの感を惹いたものは九重嶺と阿蘇山との間の一大窪地であった。