二人で畫板を携へ野山を寫生して歩いたことも幾度か知れない。
間もなく自分も志村も中學校に入ることゝなり、故郷の村落を離れて、縣の中央なる某町に寄留することゝなつた。
中學に入つても二人は畫を書くことを何よりの樂にして、以前と同じく相伴ふて寫生に出掛けて居た。
二人で畫板を携へ野山を寫生して歩いたことも幾度か知れない。
間もなく自分も志村も中學校に入ることゝなり、故郷の村落を離れて、縣の中央なる某町に寄留することゝなつた。
中學に入つても二人は畫を書くことを何よりの樂にして、以前と同じく相伴ふて寫生に出掛けて居た。